451 Ethiopia Gera G1 Anaerobic NEW

販売価格 1,836円税込
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鮮やかな表情を楽しむ深煎り


Ethiopia Gera

Philocoffeaにご来店いただき、ありがとうございます。エチオピアのコーヒーのご紹介です。

今回のコーヒーが育てられたのは、エチオピア西部、オロミア州のジマエリア。首都アディスアベバから約440km離れた場所に位置する、Gera農園です。Gera農園を取り囲むのは、約1,000haにも及ぶ広大な森林。その豊かな自然の中で、2008年に約100haの土地からコーヒー栽培が始まりました。その後少しずつ栽培面積を広げ、2019年には約500haもの有機コーヒー農園へと成長しています。今後も残る500haへ栽培エリアを広げる計画がありますが、森林の保全にも配慮しながら進められています。標高は1,900mから2,100m。高い標高と豊かな森林に囲まれた環境の中で、エチオピア原種のコーヒーが育てられています。

Gera農園で生産されるコーヒーの80%以上はウォッシュドプロセス。ナチュラルやアナエロビックなどは、残りの約20%ほどです。今回ご紹介するのは、その中でも嫌気性発酵を行ったロットです。収穫されたチェリーは、まず未成熟なものや過熟なものを丁寧に取り除いて選別。その後チェリーは、エアバルブと温度計を備えたステンレス製のタンクへ。密閉した状態で1日間の嫌気性発酵を行います。発酵後は外皮を取り除き、ミューシレージを残した状態でアフリカンベッドへ移動。そこからじっくりと乾燥させて仕上げられます。

ベリーやストーンフルーツ、トロピカルフルーツなど、さまざまな果実のニュアンスを持つこちらのコーヒー。今回は、Philocoffeaの十八番ともいえる「鮮やかな深煎り」に仕上げてみました。

このコーヒーを焙煎するときにイメージしていたのは、普段深煎りを好んで飲んでいる方にも、明るい酸味や果実感を楽しんでもらえるような一杯です。いきなり浅煎りを飲むと、「ちょっと酸っぱいかも」と感じる方もいると思います。でも、深煎りらしい甘さや飲みごたえの中に、少し明るい果実感があれば、そこから中煎りや浅煎りにも興味を持ってもらえるかもしれない。そんなふうに、いつもの好みから少しだけ選択肢を広げてくれるような深煎りを目指しました。コーヒーの選択肢が増えると、「今日は何を飲もうかな」と選ぶ時間も、きっと少し楽しくなりますよね。普段は深煎り派の方にはもちろん、いつもは浅煎り派という方にも、ぜひ飲んでみてほしい深煎りです。

焙煎については、密度も水分値もしっかりとあるコーヒーだったので、最初の1バッチは投入温度も火力も最初からガンガン行こうぜというくらい、しっかり熱を入れてみました。焙煎後に実際に飲んでみると、果実感は綺麗に出ているものの、少し口当たりが軽い印象に。そこで次の焙煎では序盤の火力を少しだけ抑え、果実の鮮やかさを残しながら、もう少し重さのある質感が出るように調整しました。焙煎時間は9分台。深煎りとしては短い時間で仕上げています。じっくり火を入れて深煎りらしいロースト感をつくるというよりも、このコーヒーがもともと持っている鮮やかな果実感をできるだけ残したまま、深煎りまで持っていく。そんなイメージで、短時間で一気に仕上げました。

焙煎所で過ごしていると、毎日のようにスタッフがコーヒーを淹れて、「飲んでください!」と周りのスタッフにシェアしてくれます。このエチオピアもいろいろな人が淹れてくれて、そのたびに飲ませてもらったのですが、面白いことに、淹れる人によって感じる味わいが少しずつ違いました。ある人が淹れた一杯は、どっしりとした質感と深煎りらしい苦味の中に、葡萄のような果実感がしっかり。別の人が淹れると、明るいベリー系の酸味に、少しスパイシーな後味。そして粕谷が淹れた一杯からは、深煎りらしい苦味とそれを支える桃のようなしっとりとした甘さを感じました。同じコーヒーなのに、淹れる人が変わるだけで見えてくる表情も変わる。「今日はどんな味がするんだろう」と、誰かに「飲んでみて」と渡されるのが楽しみになるようなコーヒーです。

そして、一杯の中でもその表情はどんどん変わっていきます。温かいうちは、深煎りらしいしっかりとした苦味と飲みごたえ。そこから少しずつ温度が下がってくると、葡萄やベリー、黄桃のような果実感が顔を出し、さらにスパイスを思わせるニュアンスも。ひと口ごとに「今度はこんな味がする」と、コロコロと印象が変わっていきます。

コーヒーを飲んでいると、「美味しく淹れなきゃ」とか、「このフレーバーをちゃんと感じなきゃ」と、ついつい正解を探してしまうこともあると思います。このコーヒーはそんなに肩肘張らずにリラックスして飲んでみてほしい一杯です。葡萄に感じても、ベリーに感じても、桃に感じても、なんだかよく分からないけど美味しい!でも、もちろん大丈夫。

淹れる人によって変わる。温度によっても変わる。今日と明日で感じ方が違ったっていい。そのたびに「あ、今日はこんな味がする」と新しい発見がある。それくらい気軽な気持ちで、このコーヒーのコロコロと変わる鮮やかな表情を楽しんでいただけたら嬉しいです。

BEANS DATA 農園・プロセス

農園 Gera
生産者 Smallholder farmers
エリア Limu zone, Jimma, Ethiopia
標高 1,900 - 2,000m
品種 Heirloom
生産処理 Anaerobic Honey
味わい Bitter, Dark Chocolate,Grape,
Yellow Peach, Plum, Cloves, Velvety
焙煎度 深煎り
エイジング 焙煎日から12日後からがおすすめです。





おすすめの抽出レシピ |ハリオ V60

豆:20g(中粗挽き)
※コマンダンテC40 MK4で27-32クリック前後
お湯:300g (85℃)

時間 合計(1回に注ぐ量)
0:00 50g(+50g)
0:40 120g(+70g)
1:20 180g(+60g)
1:50 240g(+60g)
2:20 300g(+60g)
2:45 落ち切り





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We hope you enjoy our coffee wherever you are!